昨日ようやく800ページを越える東野圭吾さんの『白夜行』を読み終わった。
率直な感想は、犯人である桐原亮司が哀れだなぁという感情がわきました。
結局のところ唐沢雪穂が、桐原のことをどう思っていたかはわからないが、最後の結末や雪穂の置かれている現状を考えれば、桐原と結ばれるという選択肢はない。そんなバカな選択はしないのが唐沢雪穂だと誰もが思うでしょう。
また桐原は頭が良すぎて、すこし人間離れそているという印象が強い。それは犯行を起こした小学生時代から実に無駄がなく効率的な動き、考えができる。
そんな東野圭吾さんらしい物語といえます。